縮毛矯正の2液(最後の薬)はいらないのではないかと言いますが…本当ですか?
縮毛矯正をした際に最後の薬2液は必要ないと言う美容室や理容室もいますが正直なところ必要だと僕は思っております
その理由についてちょっとお話ししていきたいと思います
縮毛矯正は1液で還元したものにアイロンで形を変えて2液で酸化させて固定するという酸化還元法則で縮毛矯正やパーマをかけていきますが
酸化は縮毛矯正のアイロン操作をすることによって熱酸化されているのではないかと言う話で2液は要らないと言う議論もあったりします
そうなるとアイロンしただけで終わるので時間短縮になって美容師にとってもお客様にとっても凄い楽な状況になりますが
僕が思うに最後の薬(2液)をつけた方がいいと思ってます
それは2液を付けた際に髪の毛に熱反応を感じるからです
熱反応は髪の中で化学反応が起きている証拠です
という事は2液を付けなければ化学反応が終わらない縮毛矯正になってしまう可能性があり
もしつけなかった場合に髪の毛にダメージを感じてしまったりする可能性があるのであれば2液をつけておいた方が安全なのかなと思っております
最近ですと微還元トリートメントと言って少し還元させるトリートメントや酸熱トリートメントで最後にアイロンをして施術終了させて最後に2液を付けずに終わる施術も多く、その類で縮毛矯正を2液なしで終わらせる美容室も多いのは理解できなくありませせん。
酸熱トリートメントや微還元トリートメント等と違って縮毛矯正は還元力が強い分アイロンの熱だけでは酸化しづらいのではないかと…
その理由が2液を作る時の熱反応を起こしている事なのです
還元トリートメントや酸熱トリートメントでは特に2液での熱反応を感じませんので必要ないと思いますが縮毛矯正の場合ですと必要かなと感じてますので縮毛矯正の最後は2液で終わらせる事を大切にしてあげたほうがいいかもしれません
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