
縮毛矯正で前髪を流すバングスタイルを作るには…
くせ毛前髪を縮毛矯正で流すバングスタイルにするには…
今回は、くせ毛前髪 を縮毛矯正 で、流す 前髪スタイルにする秘訣についてお話ししていきたいと思います
ちなみに…
縮毛矯正で前髪を流す事なんてできないと思っている方も多いと思いますが…
実は出来ます
このゲストさんのように、うねりが強めの前髪でも眉下くらいの流すバングスタイルというのはできますし…
バングをしっかりと分けたような流し前髪も出来ます
そんな今回は流し前髪にする為の秘訣についてお話ししていきたいと思います
生え癖は関係あるが…ある程度は根元の生え癖は調整できる
前髪というのは生え癖と呼ばれる、生えている向き(生えた直後に癖があるという意味で生え癖と呼ばれている)の影響をとても受けやすい部分です
どうしても生え癖が真下に生えている方等は、前髪を根元から横に流すというのが難しい場合が多いです
ですが、生え癖がさほど強くない前髪であれば
このような根元から横に流して分け目を付けた流しバングも作る事が出来ます
ではこのような前髪はどうしたら出来るのか
縮毛矯正を根元からアプローチする事
まずは縮毛矯正自体をしっかりと髪の毛の根元からアプローチする事です
それには薬剤の付け方が最も大切になってきます
僕のやり方としてはしっかりと根元から薬が付くようにこのようなコームを用いてしっかりと根元に薬を付けています
このように網目が細かいコームを使う事によって、髪の毛の一本一本に根元からしっかりと薬を付ける事ができるので、僕はこのようなコームを好んで使っています
根元からしっかりと薬をつけるという部分で、少し注意してほしいのがハケで薬を付ける事です
縮毛矯正の薬剤塗布に関して最も注意しなければいけない部分が
- 地肌に薬が付いてしまう事
- 根元に薬が溜まってしまう事
これは根折れという縮毛矯正の事故につながる危険性がある行為です
しっかりと根元から薬を付けたい場合は上のように目の細かいコームを使う事が適していています
アイロン操作もキモ
アイロン操作も流し前髪にはキモになってきます
根元からしっかりと熱を与えさらには流したい方向にしっかりと流しながらアイロン操作をする
このアイロン操作に関しては色々とやり方があるので…口で説明するのがちょっと難しいので…端折ります
縮毛矯正の原点は床屋にあり
縮毛矯正というのは元々は床屋さんのアイロンパーマから来ているのを知っていますか?!
アイロンでパーマをかけるからアイロンパーマ
アイロンでストレートパーマをかけるのが縮毛矯正
そんな床屋さんでは根元矯正というメニューがあるのもご存じないですよね!?
今回のような前髪はそんな床屋さんの根元矯正とアイロンパーマを組み合わせたようなものなのです
では床屋さんでも前髪の流しバングの縮毛矯正はできますか?!
って事になるのですが…そこはちょっと違う所で、アプローチする髪の毛が違う所が難点です
床屋さんがアプローチするのは直毛でツンツンする髪の毛曲げるためのモノ
僕ら美容師はうねっているくせ毛を真っ直ぐしつつ自然(緩やかに曲がる)な仕上がりにする事です
この2つの技術で大きく違う部分が薬剤の部分です
アイロン操作に関してはさほど違いは無いのですが、薬剤に関する部分が大きく変わってきます
ですが…縮毛矯正の原点であるアイロンパーマは今回のような流し目バングにはとても有効活用出来る技術の1つなのです
まとめ
縮毛矯正で流しバングをするのであれば
薬剤付け方とアイロンでの生え癖の矯正が大きなキモになってきます!!
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