
縮毛矯正の前髪を自然な仕上がりにする秘訣
くせ毛前髪を縮毛矯正で自然な仕上がりにする秘訣とは
くせ毛前髪を縮毛矯正で自然な仕上がりの前髪にする為に必要な事ってなんだと思いますか??
- 最高の薬剤??
- 最高のアイロン??
この2つとも違いますが、2つともあながち間違ってはいない!!!
自然な前髪縮毛矯正をかける為に必要な事
くせ毛前髪を自然な仕上がりの前髪にする為に必要な事とは…
簡単に言ってしまうと、美容師の腕(経験)です
薬剤の知識、色々な髪質での経験、その他諸々の美容師の腕が自然な前髪を作るうえで必要になってくるのです
なぜ…そこまで縮毛矯正に経験が必要なのかと言うと…工程一つ一つで色々な事を考えながら施術しなければいけない難しい技術(縮毛矯正)だからです
ここからはゲストさんの写真を使いながら説明していきます
自然な仕上がりの前髪を作るレシピ
こちらが今回のゲストさんです
ゲストさんを自然な仕上がりの前髪にする為にまず考える事…
- 髪の毛のダメージ履歴
- 髪のうねりの強さ
大まかにいえばこの2つを判断材料で大まかな薬剤の強さと種類を考えます
この時に念頭に置いてある事は、薬剤を付けた後のアイロン工程の事です
- どのように…
- どのアイロンで…
- どのような下処理をして…
等をふまえて大まかに決めた薬剤を的確な薬剤選定に変えていきます
自然な仕上がりの前髪には…アイロンは不可欠
薬剤選定が終えた後…薬剤を塗り…洗い直した後で、ここから繊細な仕事が待ってます
アイロン工程です
僕の場合はこちらの4個のアイロンを用いて丸みのある自然な仕上がりの前髪を作っていきます
もちろん先ほど薬剤選定の時に考えたアイロン工程から再度考え直しながら適切なアイロン工程を踏んでいきます
アイロン工程に関しては、経験という名の感覚での仕事となっていくので…言葉では説明しにくいですが…
色々な事を考えます
間違えてほしくない事
決してこのアイロンがあるから自然な仕上がりの縮毛矯正がかけられるわけではない事です
アイロンだけでなく、薬剤の選定、アイロン前の状態などンバランスで自然な仕上がりの前髪が完成します
これこそが最高の薬剤と最高のアイロンだと思います
決して道具や薬剤が全てでは無いと言う事です
仕上がりは流し目バング
今回のゲストさんは流し目バングでちょっと大人っぽい感じにさせてもらいました
根元の部分はややストレートで毛先に向かってカールが強くなる仕上がりにしています
これの仕上がりはアイロン工程で大きく決まる部分です
毛先を切ったらどうなるの?
根元はストレート気味で毛先に向かって強めのカールになるように仕上げさせてもらった今回のゲストさんの前髪
ではこの流し目バングをを短くしてしまうとどうなるのか
こんな感じです
ちなみにこの画像は後日の写真ではなく、当日の写真です
元々の仕上がりは短めにする予定で少しストレートっぽく仕上げたかったのもあり、あえて長めのバングスタイル作らせてもらってから切らせてもらいました
この写真でわかる通り、毛先のカール部分が無くなると先ほどとは違いストレート前髪に変わります
この事から、しっかり長さを決めてから縮毛矯正をかけないと思った通りの前髪にはなりにくいという事が分かります(経験による違いもありますが)
髪の状態(長さ、ダメージ、くせの強さ)
×
アイロン操作(アイロン前の髪の状態等々)
が自然な仕上がりの前髪を作る
たかが前髪の縮毛矯正と思ったら、火傷します
前髪はとても繊細な部分なので、それをふまえた上で縮毛矯正をかける事で自然な仕上がりの縮毛矯正の前髪が作れるのです
まとめ
自然な仕上がりの縮毛矯正には
良い薬剤があろうが、最高のアイロンがあろうが…無関係です
一つ一つの工程を繊細に行う事によって作られるものなのです
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